三重県津市太陽光発電所駆けつけ対応
- 所在地
- 三重県津市
- 作業内容
- 駆けつけ対応(2023年)
こんにちは、株式会社ソラプロテックの山田です。
今回は三重県津市にあります太陽光発電駆けつけ対応作業のご紹介です。
7月〜8月にかけて猛暑が原因でのブレーカー遮断や草刈り時のケーブル切断トラブルなど駆けつけ対応に関する問合せが増えています。
こちらは三重県津市にあります太陽光発電所で、発電所オーナー様より売電金額が大幅に少なくなっているので、一度見てほしいと連絡をいただき、駆けつけ対応させてもらいました。
現地到着して確認すると、9台すべてのパワーコンディショナーに異常を表示するランプが点灯し発電停止している状態でした。
集電箱内を確認するとメインの300アンペアブレーカーが遮断していました。
これでは折角発電した電気も、送電線側に送ることが出来ません。
ブレーカーが落ちる原因として、高温があります。
特に夏の時期は高温になりやすく、ブレーカー本体の温度も上昇し誤作動で遮断してしまうことがあります。
ブレーカーは本来40度までの温度環境で使用されることを想定して製造されていますが、屋外に設置されている太陽光発電所では、金属製の箱の中に収納されており箱内の温度は50度を超えることもあります。
また良く晴れた日は、日中絶え間なく発電した電気が流れることで、電気抵抗熱が生まれ電気が流れるケーブルやブレーカー本体はさらに熱くなってしまい、熱が原因で容量オーバーのような状態になり遮断が起こります。
もし遮断した場合は手動での復旧操作が必要になります。
もし頻繁に落ちる場合は、ブレーカー本体の故障も考えられますが、アンペア容量の見直しや集電箱内に熱を逃す為の換気口設置、また集電箱に直射日光が当たっている場合は設置場所の再検討や日光を遮る措置など対策が必要かもしれません。
まだまだ猛暑が続きそうですが、所有者様やメンテナンス業者様は十分な熱中症対策をされて草刈りなど作業にあたられてください。
弊社では夏場に起こる太陽光発電所でのトラブルにも駆けつけ対応させていただきますので、気軽にご連絡をください。
太陽光発電所運営管理とメンテナンス
対応エリア【三重県・愛知県・岐阜県・滋賀県】
株式会社ソラプロテック