こんにちは、ソラプロテックの山田です。

今回は県外の会社様からのご依頼で三重県松阪市庄町にあります太陽光発電設備の点検に入らせてもらいました。

今回の点検では２枚の故障太陽光パネルが発見されましたので、ご紹介します。

ソラプロテックでは画像の太陽光専用検査機器を使用して、故障パネルや不良箇所を探していくのですが、早速画面に異常数値が出ました。

異常数値が出た系統のパネル群をサーモグラフィカメラで調べていくと…

ありました！

カメラ下側の黄色に表示されている部分が故障しているパネルです。

発電した電気が故障で流れていかず熱に替わってしまってる状態。

パネル裏側でMC４コネクターを外して、１枚の太陽光パネル単体で検査してみます。

やはりダメでした。

電圧も低く、抵抗値もかなり高い状態です。

この太陽光パネルの故障はクラスター断線故障と呼び、パネル製造時のハンダ接合不良や施工時の衝撃などが原因で発生し、パネル３分の１が発電しない状態で見つかることが多いです。

もう１枚も同じ故障で発見されました。

後々交換作業の時に場所がわかるようにパネル裏面にカラーテープで表示しておきました。

画像はパワコン側でクランプメーターにて電流測定をしているところです。

最後に太陽光発電所全体の写真を撮影して点検終了です。

点検結果をご依頼主へ報告させていただきました。

このように太陽光発電設備には、目視や遠隔監視システムでは気づかないような故障が起きていることがあります。

点検検査を実施することで、そのような故障トラブルを発見し、売電収入低下を防ぐことができるのではないでしょうか。

ソラプロテックでは点検に加えて修理対応もしていますので、発電所のお困りごとがありましたら気軽にご相談ください。

太陽光発電所運営管理とメンテナンス

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