三重県伊賀市柘植町太陽光発電所2基保守点検②
- 所在地
- 三重県伊賀市
- 作業内容
- 保守点検(2022年)
こんにちは、ソラプロテックの山田です。
前回の三重県伊賀市保守点検作業実績の続きとなりまして、2基目の点検作業をご紹介します。
こちらの発電所も稼働してまだ1年程度でしたが、今回の初回点検で故障モジュールが2枚発見されました。
1枚目の故障内容は結晶系太陽光モジュールに多いクラスター断線故障です。
実は1枚の結晶系太陽光モジュールは中で3つのかたまりに分かれていまして、今回の故障はそのうち1つが発電していないという故障になります。
見た目には何の異常もありませんが…
この1枚のモジュール(パネル)は33%発電量が低下しているのです。
画像のように専用機器で検査すると数値から故障(不良)モジュールが発見できます。
発電量が低下するクラスター故障の原因の多くは製造時のはんだ接合不良が要因と言われています。
この故障は遠隔監視装置が設置されていても気づけないので、やはり保守点検でしっかり検査することが重要ですよね。
2枚目はモジュールのカバーガラス割れです。
画像の上段が割れている方ですが、下段と比べると良くわかると思います。
こちらは目視点検で発見されました。
これも意外と多い事象ですが、カラスなど野鳥が空から石を落としたり、また台風時の飛来物でも太陽光パネルのガラスは割れたりします。
パネル割れも長期間放置していると雨水が侵入して感電や火災の恐れもあり危険ですので早急に交換が必要になります。
所有者様には点検報告書と写真レポートを作成して、報告させて頂きました。
低圧で連系している産業用太陽光発電施設では一般的には200枚〜300枚ほどのモジュールで構成されているところが多いと思いますが、これだけの枚数があると中には初期不良や故障してしまうパネルがあるのが現実です。
やはり定期的に点検や検査を行うことで早期に初期不良や故障したものを発見し、交換することで、発電量低下を最小限に抑えることができ、また安全に売電事業が継続できると考えます。
ソラプロテックでは太陽光発電事業をメンテナンスという部分で応援したいとの想いから、保守点検につきましても出来る限り低価格で点検検査をさせていただいております。
三重県、愛知県、岐阜県、滋賀県にて太陽光発電所をお持ちの会社様や個人のお客様も是非一度保守点検をご検討ください。
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