愛知県新城市太陽光発電所保守点検
- 所在地
- 愛知県新城市
- 作業内容
- 保守点検(2023年)
こんにちは、太陽光発電メンテナンスの株式会社ソラプロテックです。
今回は愛知県新城市にあります野立てソーラーの保守点検作業に行かせていただきました。
2012年以降、再生可能エネルギーの固定価格買取制度により急速に普及した太陽光も初期の発電所は10年以上が経過し、時間の経過と共に故障や不具合が起こってきており、問合せ件数からも年々点検ニーズが高まっているように感じます。
まずはソーラーパネル内部に故障が無いか点検していきます。
太陽光発電専用の測定機器を使い、パワコンから1系統づつ内部抵抗値を調べていきます。
この点検でソーラーパネルの3分の1が発電しないクラスター故障などを発見することができます。
一般的な低圧野立てソーラーではパネル(モジュール)枚数も200枚〜300枚ほどで構成されており、一回の点検調査で数枚不具合パネルが見つかることもあります。
製造時の初期不良や落雷などの自然災害が原因での故障もあります。
画像は電気ケーブルや設備に漏電が無いかチェックしているところです。
その他には稼働時の電圧測定やアース線が機能しているか接地抵抗も測定させていただきます。
アース線も経年劣化で断線することがありますので、定期的な確認が必要です。
こちらは目視でソーラーパネルを架台に固定している金具の確認になります。
この金具が外れてしまうと台風時の強風でパネルが飛散してしまう危険性がある為、ここも定期的な確認が大切です。
架台周りやパワコン下部に大量の蜂がいるのを発見したので、殺虫スプレーを使い駆除させていただきました。
太陽光発電施設ではよくある光景ですが、特に秋冬時期になるとパワコン下部など機械熱が出る少し暖かい場所にハチが集まることがあるので、発電所オーナー様は行かれる際に刺されないよう注意してください。
ブレーカー類が収められている金属箱の隙間埋めに使われているパテですが、ここも経年でボロボロに劣化してしまうと、配線や穴の隙間からアリなどの害虫が侵入して発電トラブルを引き起こすこともあるので、状態を確認して必要であれば新しいパテを入れる必要があります。
また発電所購入時は短かったフェンス周囲の樹木もいつの間にか大きく成長して、影を作り発電に悪影響を与えてしまうことも…
このような細かい部分も保守点検時に確認して写真レポートで報告させていただきます。
今回は大きな異常も無く点検が完了しました。
保守点検につきましては、三重県、愛知県、岐阜県、滋賀県の4県にあります野立て発電所が対応可能ですので、もし稼働からまだ一度も点検をされていない発電所を所有の事業者様は是非ご検討ください。
太陽光発電所運営管理とメンテナンス
対応エリア【三重県・愛知県・岐阜県・滋賀県】
株式会社ソラプロテック