こんにちは、太陽光発電メンテナンスの株式会社ソラプロテックです。

今回は三重県津市にあります地上設置型太陽光の故障ソーラーパネル交換に行かせていただきました。

この故障パネルは定期点検時に発見されました。

クラスター故障と呼ばれる不具合で、ソーラーパネルの３割が機能していない状態になります。

工場製造時のハンダ接合不良などが原因で起こることが多く、外観上は異常が無く、検査機器を使わなければ発見できません。

このようなパネル（モジュール）故障の場合、メーカー保証対象になります。

一般的な太陽光パネルメーカーでは製品に出力保証が付帯しており、例えば１５年以内に発電出力が８０%を下回った場合は保証対象になるといった内容になります。

クラスター故障パネルは本体の３分の１が機能していないので、発電出力は最大でも約６６%となり、８０%を下回っているのでメーカー保証対象になります。

新しいソーラーパネルを取付、背面のケーブルコネクターを接続して交換完了です。

交換後、電気が流れていることを確認させていただきました。

パワコン側からもソーラーパネルの内部抵抗値を測定し、正常であることを確認しました。

過去にあった故障事例では、ソーラーパネル本体のケーブルコネクター接触不良や回路断線が原因で１系統分（ソーラーパネル8枚〜１２枚程度）売電出来ていない発電トラブルもありました。

このような故障も点検を行うことで、早期に発見が出来、経済的な損失も最小限に抑えることが出来ます。

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