こんにちは、太陽光発電メンテナンスの株式会社ソラプロテックです。

今回は三重県四日市市にあります高圧連系太陽光発電所のソーラーパネル洗浄作業のご紹介になります。

発電所を所有されている会社様からのご依頼でソーラーパネル２２４枚の洗浄・清掃作業を実施させていただきました。

この発電所の電気保安管理業務を請けている点検会社から、月例点検時にソーラーパネルがひどく汚れていると指摘があり、今回の洗浄作業を実施することになりました。

発電所の周囲には森があり、その木々からの落葉がソーラーパネル上にたくさんのっている状態でした。

特にスギの落葉が目立ち、発電所稼働時から徐々に堆積していったかと推測します。

これだけ大量に落葉がのっていると、ソーラーパネルに当たるはずの太陽光を遮り発電量低下はもちろんですが、葉っぱからの樹液でパネル表面が汚れてしまいます。

この樹液汚れは雨水では落ちにくく、汚れが原因でソーラーパネル本来の発電能力を発揮出来ない状態が続くことになります。

まずはソーラーパネル上にのった落葉を取り除き、その後ソーラーパネル専用の回転洗浄ブラシと洗浄水を使い、パネル表面の汚れを落としていきます。

草や木の樹液汚れはとても頑固で１回の洗浄作業ではすべての汚れが落ちない為、パネル表面の改善状況を見ながら何度か洗浄する必要があります。

洗浄ブラシで対象パネル全体の清掃が終わった後は、ガラス用モップやスクレーパーを使い残り汚れの清掃と確認作業を行いました。

洗浄作業後の画像になります。

ソーラーパネル表面に固着していた樹液汚れが無くなり、これからの発電量の回復が楽しみです。

今後については落葉の堆積状況などを経過観察しながら、必要な場合には定期的な洗浄作業をご提案していきたいと思います。

太陽光発電所の遠隔監視モニターや電力会社からの売電明細を確認して、年々発電量が下がってきている場合は汚れが原因かもしれません。

パネル設置傾斜角度や発電設備周囲の環境によっては、汚れが堆積して著しく発電量が低下することがあります。

東海エリアの産業用太陽光を所有されている事業者様で、そのような症状が出ていましたら気軽にご相談ください。

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株式会社ソラプロテック