こんにちは、太陽光発電メンテナンスの株式会社ソラプロテックです。

今回は三重県鈴鹿市にあります産業用太陽光発電の保守点検作業のご紹介です。

この発電所の所有者様は遠方にお住まいの為、弊社が定期的な除草作業や保守点検など発電所に関わる管理をさせていただいています。

平成２９年４月に改正施行されたFIT法では、電力固定価格買取制度を利用している５０kw未満の太陽光設備についても、定期的な点検やメンテナンスが義務化され、点検依頼やお問合せも年々増えています。

まずは故障しているソーラーパネルが無いか専用の検査機器を使い調べていきます。

この測定機器は２００枚〜３００枚あるソーラーパネルの内部抵抗値や電圧をチェックすることが出来、外観上は問題無いパネルでも発電していない故障パネルや断線など不具合を見つけることが可能です。

意外とパネルメーカーでの製造時に起因する初期不良パネルも多く、パネルの一部が発電していないことや、コネクター部分の接触不良で１系統すべて売電が止まっていることもあります。

こちらの点検機器では電気ケーブルを中心に漏電確認やアース線に問題が無いかを調べています。

過去にあった事例ですが、雨天になると発電の一部が止まってしまう発電設備があり、この漏電を調べる機器を使い問題箇所を特定させていただきました。

太陽光設備は３６５日屋外の厳しい環境にさらされており、時間の経過と共に劣化や傷みが出てきてしまいます。

またソーラーパネルを固定している金具の脱落や台風など自然災害による設備破損なども増えてきている状況です。

定期的に点検を行うことで、早期に異常箇所を発見でき、必要な対策をとることが出来ます。

画像は太陽光設備の心臓部分であるパワーコンディショナーの内部ですが、蟻が侵入した形跡がありました。

電気ケーブル通線部分の隙間埋めに使うパテが取れており、その隙間から侵入してきたと考えます。

蟻などの害虫が原因で故障することもあるので、しっかり補修させていただきました。

すべての電気点検と目視点検が完了し、今回の点検では特に大きな異常箇所は無く、発電を再開させ所有者様に結果報告をさせていただきました。

遠隔監視モニターでは気が付かない不具合も定期保守点検を行うことで発見できることがあります。

点検につきましては、三重、愛知、岐阜、滋賀の４県にあります地上設置タイプの太陽光発電所が対応可能です。

もし稼働からまだ一度も点検をされていない発電所を所有の事業者様は是非ご検討ください。

太陽光発電所運営管理とメンテナンス

対応エリア【三重県・愛知県・岐阜県・滋賀県】

株式会社ソラプロテック