三重県亀山市太陽光発電所定期保守点検
- 所在地
- 三重県亀山市
- 作業内容
- 定期保守点検(2023年)
こんにちは、太陽光発電メンテナンスの株式会社ソラプロテックです。
今回は三重県亀山市にあります産業用太陽光発電設備の定期保守点検に行かせていただきました。
天候も快晴で絶好の点検日和でした。
この発電所は年間除草管理と定期点検をセットでご契約いただき、今回が初回点検になります。
FIT法が施行されてから10年以上が経過し、点検やパネル洗浄などメンテナンスに関するお問合せが年々増えてきており、太陽光メンテナンスのニーズが高まっていることを感じます。
まずは、この太陽光発電専用の検査機器を使い190枚以上あるソーラーパネルに故障が無いかをチェックしていきます。
建設されてから3年以内の新しい発電所からも、パネルメーカー製造時不良による故障パネルやケーブルコネクターの接触不良が原因で発電していない回路なども見つかっています。
画像はパネルやケーブルに漏電が無いかを点検しています。
定期保守点検では、このように測定機器を使った電気的検査と目視で各種発電設備と防犯フェンスなどの異常を確認する目視点検で進めていきます。
こちらは稼働時の電圧やアース線での接地抵抗を測定しているところです。
アース線は落雷時などに発生する過剰な電気が原因で発電設備が故障しないよう大地に電気を逃し、設備を守る役割があります。
そのアース線も時間の経過と共に劣化していき錆が出たり断線してしまうこともあり、接地抵抗を調べることで、そのような変化や異常に早期に気付くことが出来ます。
目視点検ではソーラーパネル本体の割れや破損、固定金具の脱落が無いかなど点検していきます。
固定金具が外れてしまうと台風時の強風でソーラーパネルが飛ばされてしまう危険性もあるので、全ての固定金具を確認します。
こちらはパワーコンディショナー内の電気ケーブル接続箇所のネジ緩みを確認している画像になります。
太陽光発電設備は365日屋外の厳しい環境に設置されており、機械設備なのでどうしても経年劣化が起こります。
定期的に点検を行うことで、劣化して補修メンテナンスが必要な部分を発見でき、早期に対応していくことで、大きな発電トラブルや経済的な損失を抑えることができます。
太陽光発電所運営管理とメンテナンス
対応エリア【三重県・愛知県・岐阜県・滋賀県】
株式会社ソラプロテック