こんにちは、太陽光メンテナンスの株式会社ソラプロテックです。

今回は太陽光発電メンテナンスの一環で表面の強化ガラスが破損したソーラーパネル交換作業のご紹介です。

場所は岐阜県中津川市にあります地上設置の産業用太陽光発電所で、画像のようにソーラーパネル表面の強化ガラス全体が割れています。

ソーラーパネルが割れる原因としては、カラスなど野鳥のイラズラで空から石やゴルフボールなどを落とし割れることがあります。

その他には台風時の飛来物や折れた木が接触して破損することもあります。

ソーラーパネル（モジュール）自体は表面の強化ガラスが割れても発電はしますが、割れた状態を放置していると、割れた部分から雨水が入り込みガラス表面が白く曇ったような状態になり発電量低下や異常発熱、漏電など発電トラブルが起きてしまいます。

特に雨天時は、割れたパネルが原因で接続されているブレーカーの漏電検知機能が作動してしまい、当該破損パネルと接続されているパワコンが停止し大きく売電量を下げてしまう事案も発生しています。

同サイズのソーラーパネルに取替していきます。

一般的なパネルは４箇所をクランプ金具を使い架台と固定しています。

ここが緩んで外れてしまうと台風の際に強風でソーラーパネルが飛んでしまう可能性もあり非常に危険ですので、緩みが無いか確認しながら作業を進めていきます。

パネルを固定した後は裏面で、電気ケーブルを接続します。

隣のパネルのコネクターと順番に接続を行うことで直列の太陽光電池になります。

ソーラーパネル交換後は電流測定器を使い、正常に電気が流れているか点検をします。

これで新しいソーラーパネルに交換ができました。

１枚だけ綺麗なので、よく目立ちますね。

交換時の作業報告書と写真レポートは後日郵送にて提出させていただきました。

再生可能エネルギーの固定価格買取制度がスタートしてから１０年以上が経過し、全国で作られた太陽光発電施設もメンテナンスが必要な時期を迎えています。

特に１０年が経過してメーカー保証が切れてしまうパワコンなどの主要設備は、故障してから交換までの期間の売電損失を考えると、早めに発電効率の良い新しいパワコンに交換することもお勧めです。

東海エリアの太陽光でメンテナンスなどお困りごとがありましたら気軽にご相談ください。

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