三重県津市太陽光保守点検・調査
- 所在地
- 三重県津市
- 作業内容
- 保守点検・発電調査(2023年)
こんにちは、太陽光メンテナンスの株式会社ソラプロテックです。
今回は三重県津市美杉町にあります産業用太陽光発電の保守点検作業のご紹介です。
この太陽光発電設備は稼働から4年以上が経過しており、遠隔監視モニターでも少し発電量が低下しているとのことで今回点検のご依頼をいただきました。
2017年4月から施行された改正FIT法でも、電力固定価格買取制度を利用している50kw未満の太陽光設備についても定期的な点検やメンテナンスが義務化され、点検のお問合せも年々増えてきている状況です。
画像はソーラーパネルの故障を調べる専用機器を使って点検をしているところです。
この測定機器は200枚〜300枚のソーラーパネルを天候に左右されず短時間かつ正確に調べることができ、太陽光発電所での電気点検には欠かせない機器になります。
こちらは電気配線に漏電箇所が無いかを調べています。
屋外に設置されている太陽光設備は365日厳しい環境にさらされているので、どうしても劣化したり設備に傷みが出てきます。
そのような箇所も早期に発見出来れば、未然に発電トラブルを予防することもできます。
その他に電気的点検では接地抵抗値も確認させてもらいます。
これは落雷や漏電が起きた時に、安全のため電気を大地に逃す目的に使われるアース線が機能しているか、断線していないかをチエックする点検になります。
その他にはソーラーパネルを架台に固定するためのクランプ金具やケーブルコネクターなども目視点検させていただきます。
最近でもこのコネクター本体が接触不良を起こし、異常発熱で本体が溶けてしまい発電が停止していた現場もありました。
もし金具の脱落やコネクター故障など発見されましたら、弊社にて早急に修理させていただきます。
遠隔監視モニター側にて発電量が低下しているパワコンがあるとのご相談については、電気点検で故障や不具合箇所がなかったので、恐らく草や木がパネル前に伸びてしまい影が入っていることが原因で発電量が低下していると推測します。
特に東側には大きく伸びたススキやセイタカアワダチソウが繁茂しており、午前中には広範囲に影が入り発電ロスしていると思います。
1日の中では少しの売電金額の損失でも、1年では大きな損失になってしまいます。
お客様には撮影した写真で状況説明させてもらいました。
成長した草木の影によって発電ロスが生まれ売電金額が減ってしまうということを説明させていただきましたが、パネル表面の汚れも同じように損失につながります。
画像は野生生物の足跡や、黄砂や土埃などが付着したパネル表面状態です。
ソーラーパネルの設置角度があれば、ある程度の汚れは雨水で流れて行きますが、草木の樹液や経年で溜まった汚れは中々落ちず発電に悪影響を与えてしまいますので、状況によってはパネル洗浄や清掃が必要になることもあります。
保守点検をお勧めする太陽光発電所
・稼働からまだ一度も点検を受けたことが無い
・前年と比べて大きく発電量が低下している
・遠隔監視モニター未設置
・遠方に在住で管理が出来ていない
保守点検につきましては、三重県、愛知県、岐阜県、滋賀県が対応可能エリアになります。
お見積をご希望のお客様は、弊社WEBサイト内お問い合わせフォームからお願いいたします。
太陽光発電所運営管理とメンテナンス
対応エリア【三重県・愛知県・岐阜県・滋賀県】
株式会社ソラプロテック