三重県四日市市ソーラーシェアリング発電所電力プラン変更作業
- 所在地
- 三重県四日市市
- 作業内容
- 定額電灯→従量電灯へ電力プラン変更(2023年)
こんにちは、株式会社ソラプロテックの山田です。
今回は三重県四日市市にありますソーラーシェアリング発電所にて電力プラン変更作業を実施させていただきました。
毎月支払う電気代を下げる為、定額電灯契約から従量電灯A契約への変更作業になります。
一般的な低圧産業用太陽光発電所の場合、太陽が出ていない夜間の間パワコンを動かしておく為に必要な電気を定額電灯プランで地域電力会社と契約を結び、電力を購入し毎月3,000円程度電気代を支払いされているかと思います。
※一般的なパワーコンディショナー9台+遠隔監視モニター1台の場合
※定額電灯プランは電気使用量に関わらず、パワコンや遠隔監視装置の機器台数に応じて一定の電気代請求
これを地域電力会社への申請と発電所内にて、ブレーカーやコンセント設置工事を行うことで、家庭用と同じように使った分の電気代を支払う従量電灯プランに変更できます。
夜間パワコンを動かす為に必要な電気は月1kwh〜2kwh程度と非常に少ないので、使用した分の電気代を支払うプランに変更した方がお得で、毎月発電所にかかるランニングコストの大幅な削減になります。
下記は一般的な低圧太陽光発電所での電気代比較になります。
定額電灯プラン(毎月3,000円程度)→従量電灯Aプラン(毎月400円程度)
※パワーコンディショナー9台+遠隔監視機器
※パワーコンディショナー夜間待機電力2kwh程度
【定額電灯電気代:毎月3,000円程度】
1年間:3,000円×12ヶ月=36,000円
20年間:36,000円×20年=720,000円
【従量電灯A電気代:毎月400円程度】
1年間:400円×12ヶ月=4,800円
20年間:4,800円×20年=96,000円
比較するとFIT期間20年間では差額が60万円にもなります。
発電所を複数基お持ちであれば、さらに大きな金額になりますよね。
設置したコンセントは遠隔監視装置用電源や防犯カメラ、センサーライト用電源にも使用できます。
まだ定額電灯プランから従量電灯プランに変更されていない発電所オーナー様がお見えでしたら、弊社が変更切替のお手伝いをさせていただきますので気軽にお問合せください。
最近、建設される発電所は画像のようなソーラーシェアリング形式が増えてきました。
ソーラーシェアリングは農地の有効な活用方法として注目を集めています。
営農を続けながら、農地の上部空間のスペースを活用して電気を作り、下ではジャガイモや大豆などの野菜から落花生、サカキまで様々な農作物を育てます。
生活に必要不可欠な食料とエネルギーですが、現在世界的に食料不足とエネルギー資源価格高騰が厳しくなっており、今後ますます悪化すると予想します。
日本の農業における高齢化や人手不足も深刻ですが、今後は農業法人による農地集約と効率的な生産が食糧確保とエネルギー自給の両方に有効であり、その中でソーラーシェアリングも確実に増えていくと考えます。
太陽光発電所運営管理とメンテナンス
株式会社ソラプロテック
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