三重県多気郡ソーラーパネル交換
- 所在地
- 三重県多気郡大台町
- 作業内容
- 破損ソーラーパネル交換(2022年)
こんにちは、ソラプロテックの山田です。
今回は三重県多気郡大台町にあります野立てソーラーのヒビ割れパネル交換作業をご紹介します。
発電所事業者様が1枚割れているのを発見し、WEBで太陽光業者を探され 弊社WEBサイトから交換のご依頼をいただきました。
発電所で起こる不具合の中で一番多いのが、このようなソーラーパネル表面を覆っているカバーガラスのヒビ割れです。
ソーラーパネルが割れる要因としましては、外的要因と内的要因があります。
外的要因ではカラスの悪戯による空からの落石、台風時の飛来物、雹(ひょう)やゴルフボールなどの衝突が挙げられます。
内的要因では太陽電池モジュール製造時にハンダ付け不良が原因で内部で熱が発生し温度上昇、いわゆる熱膨張が起こることでガラスが割れてしまうこともあります。
またパネル表面のひどい汚れや影に起因して、正常に発電出来ないセル部分が異常発熱してしまうホットスポットが原因で、内部で熱膨張が起こり、割れてしまうこともあると言われています。
今回はパネル中心付近に大きく凹んだ部分があり、おそらく空からの石など飛来物が原因でのソーラーパネル割れと思われます。
このような事象の場合は、損害保険(火災保険)に加入されていると保険適用で交換も可能です。
落雷などの自然災害が原因での機器故障や発電トラブルなどもありますので、やはり保険加入していると安心ですね。
新しいソーラーパネルを取り付け、金具で固定していきます。
取替時に現行品では厚みが違うソーラーパネルもありますので、その場合は厚み調整するスペーサーも準備していますので、ご安心ください。
次はパネル裏側に移動して、ケーブルコネクター接続です。
太陽電池は天候が良い日だと、1系統300〜400ボルトくらいの電圧が発生し、ケーブルを素手で触るのは大変危険ですので、絶縁手袋を着用して安全対策することが大事です。
交換後はパワコンを再起動させ、正常に発電していることを確認させていただきました。
固定金具も緩みが無いか、もう一度チェックして作業完了です。
破損したソーラーパネルを放置しておくと、破損部分から雨水の侵入や異常発熱を起こし、感電や火災の危険性がありますので、早期に交換されることをお勧めいたします。
稼働から数年経過した発電所のケースでは、交換しようにも現在同じ型式のパネルが販売されていないことの方が多く、そのような場合でもメーカーや型式をご連絡いただければ、取替可能なパネルを探させていただきますので、一度ご相談ください。
太陽光発電所運営管理とメンテナンス
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