こんにちは、ソラプロテックの山田です。

今回は緊急駆けつけ対応で三重県度会郡玉城町にあります太陽光発電所のケーブルコネクター故障修理に行かせていただきました。

保守点検会社の定期点検で発見されたとの事で故障箇所は太陽光モジュール裏のコネクターケーブルです。

コネクター１箇所が溶着（溶けてコネクター本体が変形）している為、発電した電気を送れていない状態でした。

太陽光発電協会関連でも、よくあるトラブル事例として紹介されている案件になるかと思います。

画像は取り外した故障コネクター。

太陽光発電所トラブルの中でも割と多いのがコネクター故障です。

（恐らく接触不良で電気抵抗が上がり発生した熱で溶けたと推測します。）

専用工具を使い新しくケーブルコネクターを作ります。

修理後にパワコン側で電圧・電流が正常な状態に戻っていることを確認させていただきました。

一般的な太陽光発電施設では５枚〜１０枚の太陽光パネルを繋ぎ１つの回路として発電した電気を流すのですが、今回のように１箇所でもコネクター故障やケーブル切れが発生してしまうとその回路の全てのパネル（５枚〜１０枚分）が発電ロスする状態になってしまいます。

今回のコネクター故障も定期点検（検査）を行った事で発見された不具合ですので、発電事業者様には発電機会損失を最小限に抑えるためにも定期点検を受けられることをオススメしています。

点検の価格としましては低圧１基４５０００円となります。

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