こんにちは、太陽光発電メンテナンスの株式会社ソラプロテックです。

今回は岐阜県海津市にあります野立て太陽光発電所の除草作業に行かせていただきました。

発電所オーナー様からのご依頼で今回が初回作業になります。

敷地内には『葛』と呼ばれるツル性の植物がびっしりと繁茂していました。

いたるところでソーラーパネル上にも葛植物がのっており売電にも悪影響が出ていたかと思います。

太陽光設備の中でも特に重要な設備であるパワーコンディショナーにも葛が巻き付いており、一部では機器の中にも侵入していました。

雑草を放置していると設備の換気口や隙間から内部に侵入して、故障や発電トラブルに発展してしまいますので、やはり定期的な除草対応が必要です。

まずはソーラーパネルや架台に巻き付いた葛植物を刈込みバサミなどを使い慎重に取り除いていきます。

太陽光発電所で除草を行う際に注意する点としましては、ツル草と電気ケーブルを見誤って切断してしまうことです。

特にソーラーパネル裏の電気ケーブルは太さもツル草と同じくらいなので、間違いやすく注意が必要です。

ソーラーパネルやパワコン周りの雑草をある程度取り除いた後には、地面に残っている葛植物の葉に液体除草剤を散布させていただきました。

散布した除草剤は草の葉や茎から吸収され１４日程度経過すると葉の色が変わり徐々に枯れていきます。

画像は初回除草から数週間が経過した発電所の状況です。

散布した除草剤の効果で敷地内に繁茂していた草も大半が枯れていました。

画像は地面に残っている葛の根株をケイピンエースと呼ばれる葛専用の除草剤で処理しているところです。

この葛の根株は非常に生命力が高く、一般的な液体除草剤では葉は枯らせても大元の根株までは枯らすことが出来ません。

この厄介な根株を残したままにしておくと、すぐに再生しまた発電設備やフェンスが葛植物に覆われてしまいますので、発電所を綺麗に維持管理する為このようにしっかり対策をしていきます。

来年以降は定期的な除草作業で発電ロスのないように管理させていただきます。

弊社では岐阜県にも管理している太陽光発電所が多くあります。

草刈りなどの雑草対応でお困りでしたら気軽にご相談ください。

太陽光発電所運営管理とメンテナンス

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