こんにちは、太陽光発電メンテナンスの株式会社ソラプロテックです。

今回は三重県北牟婁郡紀北町にあります地上設置ソーラーのパネル洗浄作業をご紹介します。

発電所を所有されている会社様からのご依頼で太陽光パネル２１６枚を洗浄させていただきました。

稼働から７年以上が経過しパネル表面は固着汚れがひどく、発電量も低下している状態でした。

太陽光パネルの汚れには様々な種類があり、一般的には黄砂や砂埃、鳥の糞などが多いですが、発電設備の設置場所や周囲の環境によっては雨水では流れ落ちない頑固な汚れが付着してしまうことがあります。

例えば発電設備近くに森があれば、森の木からでる樹液や花粉、落葉が原因でパネルはひどく汚れてしまいます。

その他には周囲に畜産や農業施設があれば、施設からでる特有の埃や粉塵がパネルに堆積してしまうこともあります。

また工場や鉄工所が付近にあると、煙突からの排煙、鉄粉、霧状の塗料などもパネル表面に付着し、特に工場屋根や倉庫屋根に設置されている平置きで角度が無いソーラーパネルは雨で汚れが流れ落ちにくいので、設置から数年でひどく汚れが溜まることもあります。

今回の太陽光パネル表面汚れは周囲から飛来する土埃や木々からの花粉や樹液などが混じり合って固着したものと推測します。

パネル表面に汚れがあると、太陽の光が汚れで遮られてしまい、快晴の日でも太陽光パネルは常に曇り状態で、正常な発電能力が発揮できません。

また長い期間パネル上に汚れや影があると、ホットスポットと呼ばれる故障原因にもなります。

汚れた太陽光パネルは専用の洗浄ブラシと洗浄水を使いながら、１枚１枚時間を掛けながら丁寧に汚れを落とさせていただきました。

画像のように洗浄した部分と、していない部分を比べると、その差が分かるかと思います。

作業途中でもパネル洗浄が完了したブロックに接続されているパワコンを見ると、発電出力が上昇していることが確認できました。

何年もかけて溜まった汚れは、非常に頑固で今回は洗浄作業に２日間を要しました。

弊社では汚れの状態や設置場所・レイアウトを見ながら、最適な洗浄機材を選定し、洗浄・清掃作業を実施させていただきます。

画像は洗浄後の太陽光パネルになります。

ソーラーパネル全体を覆っていた表面汚れも無くなり綺麗になりました。

今後の発電量回復が楽しみです。

三重県、愛知県、岐阜県、滋賀県に設置されている産業用太陽光が対応可能ですので、太陽光パネル洗浄業者をお探しでしたら、気軽にご連絡ください。

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